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いつものユンボ

僕は考える

けものフレンズ 絶対にそうはならない想像と考察

観てます。フレンズ。

 

記憶喪失の人間らしき「かばんちゃん」が、

自らの種族を探すため、サーバルのフレンズ(人間と動物の合成?)と

ジャパリパークをどったんばったん大騒ぎする話。

 

登場人物は、人間らしきかばんちゃん、

女の子と動物が組み合わさったフレンズという生き物、

ジャパリパークのインストラクター役であるロボット、

そしてセルリアンという敵の四つだ。

 

ジャパリパークはサバンナや沙漠、ジャングルなど、

様々な動物たちの生息域が近隣に存在する人工施設だ。

この施設、長らく放置されているという描写が所々にある。

 

だが果たしてそうだろうか。

 

私はこのジャパリパーク、運行前のテストランをしているように見えた。

 

第二話でジャングルルートを通る際、

リボルバーオセロットタスマニアデビルなどと出会った後で、

ロボットがジャングル地方の説明をしながらの橋を歩いている時、

ロボットは橋の隙間をジャンプして回避した。

ところがその直後、

案内役のロボット、そしてサーバルがツタに絡まって動けなくなる。

これをかばんちゃんが助けて「かばんちゃん器用だね」と褒められる。

なぜ橋を回避出来てツタは避けられないのか。

 

ここでアトラクションの本質はなんだろうと考えてみると、

「本当にやると難しいこと」を「難易度を下げて楽しむ」ではないかと思う。

釣り堀でやる魚釣りみたいなものだ。

プロの歌手にはなれないが、カラオケは楽しめる。

プロのピッチャーにはなれないが、ストラックアウトは楽しめる。そんな感じ。

 

ジャパリパークのアトラクションは、

人間が持っている能力を簡単に発揮させることだと思う。

人間の回復力の速さ、手先の器用さ、創作力、思考力、料理、

そういったものを「簡単に楽しむ」ことが出来る一大テーマパーク。

それがジャパリパークではないだろうか。

 

だからこそロボット、そしてサーバルは「予定通り」ツタに絡まった。

サーバルも役者なのだ。アトラクション全体の説明をしながら、

逐一プレイヤーのことを褒めてくれる真のインストラクターである。

 

アトラクションの目的が人間の動物としての能力を簡単に楽しむことであるとすれば、

かばんちゃんが遭遇する旅の困難、ジャパリパークが時間経過によって風化したことで

生まれたと思わせている諸問題は、

それ自体が一つのアトラクションなのではないかと推察出来る。

 

そう考えれば、特に大きな困難もなくかばんちゃんが無双していく様が理解出来るし、

忘れ去られた土地ではないとするなら、

ロボットが動き続けていてバスだけが電池切れという疑問にも納得出来る。

 

ここは「文明崩壊後風テーマパーク」なのだ。

 

とすれば、かばんちゃんはそのテストラン用に生み出された人間フレンズだろう。

これから呼び込む客に対して、

用意したフレンズたちが想定通りに稼働するかを調べているのである。

 

セルリアンたちもアトラクションの一部、

ツチノコの真理探究もアトラクションの一部。

 

かばんちゃんが「すごーい」と言われたことは、

手を加えて元に戻せば、また別のお客にも体験させることが出来る。

 

そして最後に自身がテスターであったと知ったかばんちゃんは、

人間フレンズとして第三のインストラクターになり、

お客がどうしていいか分からなくなった時のヒント役として働くことになるのだ。

なぜなら彼女はこのアトラクション、第一の踏破者なのだから。

 

なんてね! たーのしー!

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