覇穹 封神演義三話の感想
耐えられん。
三話目です封神演義。
一話ではそこまで気にならなかったんですが、もう三話ともなると、絵の構図が顔正面、顔右斜め、顔左斜め、目アップ、手とか足とかアップ、背景空とか人との空間を考えないでいいもの+人、この六種類でほとんど回ってます。もう画面がうるさい。常にうるさい。
あとBGMの選曲がひどいです。
カシ自殺シーンで、「この世には夢も希望もない」みたいな重厚なBGMが流れますが、カシ自体がそのシーンで初登場。原作もそこは同じですが、初登場の人間の死で流すBGMじゃないでしょう。十二話くらい仲良かったヤツが死ぬくらいじゃないと、このBGM使っていいとはならないと思います。二話のナタクのときにも同じこと思いました。
最後に、カシの自殺シーン、回想シーンにする必要あったんでしょうか。二話で「コウヒコが裏切った」というのをクリフハンガーにしたかったのかも知れませんが、だとしたらこんな下手なクリフハンガー久しぶりに見ました。ほんっとうにどうでもいい。話しの展開的に絶対裏切るスタンスで書いてたのに、「裏切った!?」って言われても、そうですね、としか思いません。
少ない労力で最大の効用を出す、というのは良いことだと思いますが、この封神演義ではモロに手抜きが分かります。派手なのはエフェクトばかり。人が動かす背景部は無し。だから空間も存在しない。
展開についてはもう無茶苦茶なんで何も書きません。
唯一、ヨウゼンが妲己に化けて後ろからつけてくるシーンで、太公望とスープーがおたおたしている所で笑いました。フラッシュアニメみたいでしたけど。